事業戦略
事業戦略は、
- 10年後のありたい姿から逆算して、長期・中期・短期戦略を立案する
- 既存中計や前例に囚われることなくゼロベースで検討する
- 検討した戦略を完遂すること
の3つが求められます。
中でも日本企業の多くが立案する中期経営計画は注意が必要です。
ありたい姿と連動していなかったり、戦略をやり切る前に方向性がコロコロ変わったり、逆に既存中計に引っ張られ過ぎて進化しない例も散見されます。
最も厄介なのが、見栄えの良い戦略や計数計画を求めすぎるがあまり、社内の議論やすり合わせにリソースの多くが割かれ、実行になかなか結びつかないことです。
骨太の戦略を立案した後、枝葉の部分は敢えて「捨て」、多少粗くてもまずは実行し、うまくいかなければ走りながら修正することで、不確実性の高い環境を生き抜く「意味のある戦略」に昇華出来ると考えます。